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超広角レンズのススメ 種子島の自然を楽しむための使い方

11/22/2022

超広角レンズのススメ 広大な自然が広がる種子島の風景を楽しむための使い方やその理由について、写真を交えながら紹介します。

超広角レンズのススメ 種子島の自然を楽しむための楽しい使い方

日本人は写真好きが多いですし、今ではスマホやアイフォンできれいな写真が撮れます。

かつては一世を風靡した一眼レフですが、今はもう要らない時代とも言われてます。

しかし、他の人と違う写真を撮りたい場合や、スマホでは撮りにくい別世界の写真欲しい場合、超広角レンズは驚きの風景を提供してくれます。

今回は超広角レンズの魅力について、私が持っている、VoightLander(フォクトレンダーと読みます)HELIAR-HYPER WIDE10mmF5.6などで種子島を撮影した写真を交えて記事にします。

種子島の岸壁(北)

種子島の岸壁(北) VoightLander 単焦点広角レンズ HELIAR-HYPER WIDE 10mm F5.6 ASPHERICAL

超広角レンズの魅力

旅行先などで壮大な景色を目にしたとき、その景色に感動して写真に残そうと思いますよね。

手持ちのカメラや携帯で撮影しますが、その写真を見て『あれ?なんか違う』と感じたことは有りませんか?

通常のカメラは、28mm~80mm程度の画角です。

だいたい50mmは普通に見ている感じ、85mmは恋人を見ている感じ、28mmは景色を見ている感じと言われますから、人間の視覚の範囲はカバーされています。

しかし人間は広大な景色を前にすると、左右あちこちを見て、脳内で壮大な景色を合成して『すごい景色』と考えているようですから、写真を見てなんか違うと思ってしまうのです。

そこで超広角レンズを使ってみましょう。

超広角レンズは、人間の視界を超える広さを持っていますから、驚く写真が撮れます。

種子島の断崖(南)

種子島の断崖(南)VoightLander 単焦点広角レンズ HELIAR-HYPER WIDE 10mm F5.6 ASPHERICAL

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超広角レンズのメリット

ピントの合う範囲(距離)が深いので、ピンボケが少ない

超広角レンズですと、ピントを2mとかにセットすると、最短撮影距離から無限遠までピントが合ってしまいますから、ほぼピンボケがありません。

またが画角が広いので、明るい場所では手振れにも強い傾向です。

昼間の風景写真は、三脚なしでもきれいな写真が撮れます。

写真コンクールなどに圧倒的に強い

フォトコンテストなどに応募する場合、並居るライバルたちと違う切り口で撮影できますから、かなり有利です。

入賞するには、ちょっと変わった切り口の写真を撮ってみると良いかも知れません。

販売用写真にも有利になる

写真の販売やフリー素材などに掲載する場合、普通の写真は既に溢れていますから、他と同じような写真ではなかなか勝負するのは厳しいでしょう。

超広角レンズを使うことで、他と違う切り口の違う写真が撮れることは、写真販売の面でも有利と言えます。

超広角レンズのデメリット

広角レンズで撮った写真は台形状に歪むので、建物などは変形が気になる

広大な景色は、空の広がりなどがしっかり写りますので良いのですが、写真に建物や構造物が写ると写真が著しく歪んで見えます。

写真修正ソフト等で有る程度のパース修正は可能ですが、写真が変な感じになります。

また、超広角レンズの部類に入る魚眼レンズは、逆にこの歪みを楽しもうというレンズですので、歪みが武器になる場合も有ります。

広角レンズは暗い(解放F値が大きい)

50mmなどの標準レンズの場合、開放F値が1.8~2.8などが普通に有りますが、超広角レンズは標準レンズと比較して開放F値は大きめ、つまり暗いのです。

シャッタースピードが稼げない場合が有りますが、三脚を使うなどして対応しましょう。

画角の隅がケラレるのでフィルターを付けるのが困難

風景写真と言えば、PLフィルターや、川の流れる雰囲気を出すためのNDフィルタの出番ですが、広角になるほど一般の写真用フィルターの取り付けが出来なくなります。

外付けの角形フィルターアダプターをレンズのフード外周に付けられる場合も有りますが、広角なため四隅がケラレないよう、かなり大きな(150mm角フィルター)などが必要になりますし、大きなフィルターほど高価になります。

普通に撮ると周辺に色々写ってしまい、主体が何だか判らなくなる

広角レンズが嫌われる最大の理由がこれかと思います。

綺麗な花やオブジェなどの撮影などで撮った写真が、とにかくゴチャゴチャしているイメージです。

広角レンズで景色以外を撮るコツは、主体物に思いっきり寄って、主体を強調して撮るなどの工夫が必要です。

人間、特に女性を撮影するには超広角レンズはNG

超広角レンズで女性を撮るのは、特別な効果や演出を狙っている場合等を除き、辞めましょう。

まず怒られます。

超広角レンズでの撮影は、実際よりかなり太って写りますし、集合写真などの場合、両側に立った方はかなり横に広がることが原因です。

(少し昔のスマホで撮った写真もそういう感じになりました)

人物写真は、超広角レンズでなく標準レンズ~中望遠レンズを使用する方が喜ばれますし、集合写真はファインダーに収まらない場合は、ズームを広角側にするよりも、可能であればカメラマンが下がって撮影する方が人物が歪むのを防げるため、きれいに撮れます。

超広角レンズは、価格が高い

標準レンズと比べて、超広角レンズは価格が高いです。

大三元レンズと言われる、F2.8の標準ズームレンズが買えてしまうほどの値段がしますので、購入には勇気がいります。

しかし、今はカメラ機材の短期レンタルなども有りますし、購入してもレンズは売れますから、値段が下がりにくい良いものを購入すると良いでしょう。

超広角レンズのススメ 種子島の自然を楽しむための使い方とその理由

広大な風景を一枚に収める

海の写真と雲はパースが歪んでも問題有りませんし、遠くなるほど広い範囲が写りますから、効果は絶大です。

日の出や夕日の雲の独特な感じは超広角ならではの写真が撮れます。

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普通にその辺の雲を適当に撮っても、ちょっと違うなっていう感じになります。

輝く雲

種子島の輝く雲

種子島の天の川や星景を撮る

種子島では、天の川などがくっきり見えます。

超広角レンズの歪み特性を生かして、星のグルグル写真など面白い写真で遊べます。

種子島七色坂の星景

種子島七色展望台の星景でお遊び写真

星空の場合、30秒程度でも星が流れてしまいますから、広角レンズであっても赤道儀を使った方がきれいに写ります。

赤道儀は、価格的にピンキリですが、ポタ赤(ポータブル赤道儀)で十分です。

この写真は、ブログ掲載用に高圧縮処理をしてますから画質がイマイチですが、種子島の宇宙が丘公園で撮影した星空で、アンドロメダ星雲と流星が同時に写った写真です。

種子島では、夜の明かりがほぼ無いため、星空の撮影は耕条件です。

アンドロメダ星雲は目がイマイチ良くない私でも普通に肉眼で見えますし、簡単にこういう写真が撮れます。

運が良ければこのように流星も一緒に写りますが、種子島の星空は国際線の飛行機が写る場合もあり、飛行機の光跡がミシン目のように写ってしまう場合も有りますが、数分待てばOKです。

宇宙が丘公園のアンドロメダ星雲と流星

宇宙が丘公園のアンドロメダ星雲と流星

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出来ればしっかりとした三脚を立てましょう

撮影に使う三脚は重いほうが良いのですが、旅行で重い三脚を持っていくのは現実的では有りません。

三脚は、砂や石ころで重量を加算できるタイプが、旅行には良いでしょう。

三脚は”ジッツオ”が丈夫でお勧めですが、値段が気になりますので(私も欲しいのですが…)、旅行用に便利な小型のものでしっかりしたものを選ぶと良いでしょう。

お祭りの撮影も効果的

現在は、コロナの影響であまり実施されていませんが、種子島は、各地区でのお祭りが盛んです。

また、お祭りに合わせて、かなり盛大に花火打ち上げ&レーザー光線のイルミネーションが行われます。

お祭りや花火は、内地と違って観客から比較的至近距離で実施されますから、広角レンズが有ると非常にきれいな写真が撮れるでしょう。

花火の打ち上げる筒が、すぐそこに見える位置で打ち上げているのには、最初はびっくりしましたし、またステージは、かぶりつき状態ですから、種子島ならではの良さです。

下の写真は、西之表市街から更に北に行った場所に有る、日本の海水浴場88選にも選ばれた浦田海岸での灯篭祭りの写真です。(お試しで実施したお祭りかもしれません)

浦田海水浴場は、ちょっと変わった三角形のロッジ(着替えやトイレ、シャワー完備、最上階からの海の眺めも最高!)にまっ白い砂浜が広がっていてインスタ映えもしますから、観光客には種子島No.1の海水浴場と言えるでしょう。

浦田海水浴場で昔行われたランタン祭り(国上のお祭り)の写真を紹介します。

種子島浦田海水浴場ロッジ

種子島浦田海水浴場の三角のロッジ

国上の祭りの目玉としてランタンが放たれた時の写真です。火は使わず、超小型電池式LEDで、500円で配布されたと記憶しています。

浦田海水浴場の灯篭祭り

浦田海水浴場のランタン(国上のお祭り)

※ランタンにはタコ糸が付いていて、海のゴミにならないよう、後できちんと回収できるよう工夫されています。

 

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ロケットの夜間打ち上げの光跡撮影には広角レンズは必須

種子島と言えば、ロケットで有名ですが、打ち上げが夜間になる場合が有ります。

昼間の打ち上げは、望遠レンズで迫力あるロケットを撮るのが良いと思いますが、夜間打ち上げはロケットは写りませんから、ロケットの炎だけが写ります。

ですから、夜間打ち上げは『ロケット光跡の撮影』がお勧めです。

ロケットの打ち上げ方向などは、その場所でたくさん打ち上げを見てきた地元の方に聞いておくと良いでしょう。

ロケットの光跡を撮る場合のレンズの画角は、ロケット発射地点からの距離で、大きく変わりますが、ロケット発射場に近いほど超広角レンズが必要になります。

ロケットの軌道にもよりますが、夜間ロケット打ち上げ光跡を撮影する場合の広角レンズの目安(いずれも35mm換算で参考用)は以下の通りです。

写真の起点はもちろんロケット発射場ですから、地図やGPSを駆使して正しい位置にセットしましょう。

【打ち上げ見学場所と光跡撮影に必要なレンズの焦点距離(35mm換算)】

  • 茎永地区から撮影:10-12mm
  • もっとも射場に近い、恵美之江展望公園:10-12mm
  • 見学場からよく射場が見える「長谷公園」:18mm
  • 南種子町市街地から近い「宇宙ヶ丘公園」:24mm
  • 地元向け見学場「町営陸上競技場」:24mm
  • 増田地区海岸:28mm

夜間ロケット打ち上げの光跡撮影は1.5~2分間シャッターを開けておきますから、周りの観衆のカメラのフラッシュやビデオライト(そんなものでロケットは写りませんが自動発光します)、手持ちのLEDライトや自動車のヘッドライトは大敵ですし、暗いので誰かに三脚にぶつかられると努力が水の泡です。

ロケット光跡を撮影される際は、誰も来ない場所に陣取ることをお勧めします。

ロケット打ち上げは一発勝負で撮り直しが出来ませんから、夜間撮影は特に難易度が高いです。

光跡撮影方法は、別途記事にしています。

超広角レンズのススメ 種子島の自然を楽しむための使い方まとめ

種子島は、紹介した意外にもたくさん広角レンズ撮影に向いている場所やイベントが沢山有ります。

特に島のイベントなどは、細かい規制があまりないため、出演者などの距離が都会では考えられないほど非常に近いため、広角系のレンズが威力を発揮します。

是非種子島に来た際は、雄大な自然の絶景をお楽しみください。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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