種子島の南種子町で、最もメジャーなサーフポイントが竹崎サーフポイント(ホテル前)です。
ピンク色の外装を施された、いわさきホテルが海岸に立っているのが目印です。
竹崎サーフポイント(ホテル前)は種子島でも屈指の海岸 紹介
種子島の何部に位置する南種子町、そこに種子島でも、鉄浜海岸と並んでメジャーなサーフポイントがあります。
それが竹崎サーフポイント、別名「ホテル前ポイント」です。
ホテルと言うのは、岩崎ホテルの事ですが、ピンク色の外装を施された、かなり目立つ建物があります。
大波の竹崎サーフポイント
種子島のサーフポイントの案内図は空港や港でも入手できる
四方を海に囲まれた種子島ですから、島を囲むようにサーフポイントは沢山有ります。
サーフポイントについては実際に行くとなると、案内も少なく、なかなかわかりにくい場合も有ります。
種子島の場合は空港や港に置いてある観光案内にも、サーフポイントが記載されており、かなりオープンになっています。
日によって、波が立つ場所が変わりますし、日によって波の状態も変わります。
大抵の場合、島中でどこかではサーフィンが出来るでしょう。
サーフトリップの場合、どのポイントに行けばいい?
サーフトリップで種子島に来た場合、その日はどのポイントが良いかわからないでしょう。
でも種子島は、この点では全く問題ないはずです。
宿のオーナーさんたちは、自身がサーファーさんでも有る場合が多いのです。
場合によっては、どこにのサイトにも載っていない、島民だけが知っているマル秘ポイントを教えてくれる場合も有るかもしれません!
竹崎サーフポイントに旅行で来た女性
竹崎サーフポイントに旅行で来た女性達
波がない日の竹崎サーフポイント
波がなくても何とか乗れる竹崎ポイント
竹崎ポイントのロングボーダーさん
お二人で竹崎ポイントに来た美人さん達
この日は波がイマイチな竹崎ポイント
竹崎ポイントでゆっくり波待ちする女性
種波という、種子島独自の活動について
『種波』というのは、種子島ローカルコミュニケーション・サーフアドバイザー「種波(たねなみ)(Tanegashima Local Communication Surf Adviser)」の略称です。
種波のステッカーやタオルは、サーファーさん個人やサーフショップ、宿などが種波に認定されて初めて掲示できます。
サーフトリップで種子島に来島した場合、このステッカーを見かけたら、種子島のポイントやルール&マナー、島のコロナ対策など、分からない事は気軽に尋ねてみると良いでしょう。
竹崎サーフポイントについて(カメラマン目線)
種子島の各サーフポイントは、既にWeb上にたくさんあります。
この記事ではカメラマンから見た種子島のポイントについて記事にします。
竹崎サーフポイント(ホテル前ポイント)は屈指のインスタ映えポイントがある
種子島の竹崎ポイントは、種子島でも屈指のサーフポイントですが、目印は、ポイントの目の前に有る『ピンク色のホテル』です。
別名『ホテル前』ともいわれるサーフポイントです。
竹崎サーフポイント全景
このホテル、実は有名なインスタ映えの屈指の名所でもありますから、ぜひ行ってみてください。
ホテルの入り口のちょっと横がポイントです。背景がショッキングピンクですので、普通と違った写真が撮れます。
- ホテルの玄関前でピンク色の壁バックの写真
- ホテル前の夜間プールのライトアップ(映えますが、プールの撮影はフロントにひと声をかけた方が良いです)
プールは、夜間撮影でストロボを焚くと台無しですから、明るいレンズを使うと良いです。
ホテルのライトアップされたプール
竹崎ポイントの幅は約800mで、撮影ポイントは3か所
竹崎ポイントは、岩山と岩山に囲まれた範囲のサーフポイントです。
ゴルフ用の距離計で幅を計ると、幅は約800m~1000mです。
いずれもサンドですので、海底の状況でポイントが微妙に変化します。
①海に降りてすぐ、像の水飲み岩の近く
海に下りてすぐの地点が、①番目の撮影ポイントになります。
奥の注意すべき岩
このポイントは、沖100mくらいのところに岩が露出しています。
このため、きちんと避けられる中級~上級サーファーさんが多いです。
知人は、この岩に激突して血だるまになったそうですが、海岸にごく近い場所であれば、初心者にもやさしいポイントです。
北側の壁の陰になるため、早朝の撮影は日陰になるので写真が暗くなります。
この場所は、竹崎サーフポイント全体を見渡せます。そのため、プロサーファーがやってきても見落とすことが有りません。
カメラマンの待機場所には最適です。
ゲートボール場
陸に有るゲートボール場の岸壁の上は、ギャラリーが集まる場所でも有ります。
サーファーさんは観客にしっかりと見てもらえますし、駐車場から最も近い場所になります。
台風など風が強い場合は、崖下や集会場の建物の陰に退避して撮影を継続できます。
悪天候時でも撮影が出来るポイント
この位置からグーフィー方向に高速で移動するサーファーさんは、エアーをしますので見逃さないようにチェックしましょう。
また、BB(ボディボーダー)さんや、ロングボーダーさんも一緒のポイントで入っています。
またサーフィン撮影中、飲み物を切らしてしまった場合でも、道路まで戻って近くの自動販売機で飲み物を購入できます。
トイレも駐車場も近いですから、丸1日とかのサーフィンや写真長時間撮影も安心です。
ポイント入口
ホテル前のサーファーさん
②ホテル前のエリア
種子島で行われたJPSAプロサーフィン大会の本部もこの位置に設置されています。
普段の竹崎ポイントでサーフィン写真を撮影する場合は、ここがベストでしょう。
砂浜も広く、後ろにも下がれますので、撮影の自由度が上がりますし、サーファーさんが最も多い場所です。
さほど大波でない状態でも豪快なターンを撮影できるチャンスが多い場所でも有りますから、撮影にも熱が入ります。
また、チューブ狙いのサーファーさんはこの位置にいることが多いです。
時刻によっては、カメラマンにとって、完全に逆光になります
竹崎サーフポイントは、南側に面してています。
したがって、レンズにはしっかりとフードをつけるとか、日傘の下やテントに入るなどしましょう。
完全逆光を利用して、サーファーさんのシルエット撮影もここでは撮りやすいです。
ただ、亜熱帯の種子島ですから、夏の観戦は死ぬほど暑いです。
サーフィン撮影は、直射日光対策が必要です。
JPSA種子島大会本部前
③南側奥のエリア
ここは、サーファーさんがそもそも少ないので、あまり撮影はしない場所かもしれません。
しかも撮影範囲が広く、撮影に適した小高い場所がないため、撮影が比較的難しい場所でもあります。
ここは技術の高いサーファーさんが多い感じですので、サーファーさんが居れば狙ってみるのも良いでしょう。
竹崎ポイントで大きな波が立つ時は、真ん中あたりから南側奥のエリアの間で、レギュラー方向のチューブライディングが撮影できます。
ホテル前ポイント1
ホテル前ポイント2
JPSA種子島の大会では、このポイントでプロサーファーさん達が練習をしますので、ド迫力あるサーフィンを見ることが出来ました。
竹崎(ホテル前)ポイントは、波がでかすぎてJPSA大会の場所が変更になったことも有る
サーフィンのプロ大会(JPSA種子島)は、このホテル前がメインの会場です。
しかし、波がでかすぎて、別の会場(よきのポイント)に変更になったことがあります。
台風のうねりを拾うと、別の海みたいになりますが、こういう時は観戦に回るのも良いかもしれません。
動画は、JPSA種子島大会前日の大波を、管理人のインスタから紹介します。
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夕方の撮影は、シルエット写真が撮れるポイントでもある
竹崎サーフポイントは、撮影には逆耕になりますが、種子島の緯度のお陰て、夏はさほど気になりませんが、秋ー冬は太陽が低くなりますので、逆光を味方につけた写真が簡単に撮れます。
竹崎のサーファーシルエット
この方向で撮影すると、砂浜に人物が反射してきれいです。
浜でくつろぐ母子です。
竹崎の逆光の海辺
竹崎ポイントの夕日がきれいでシルエット写真が簡単に撮れます
竹崎サーフポイントは、夕日を背に逆光でのシルエット撮影もできます。
海辺で遊ぶ子供たちと、上がってくるサーファーさんのシルエットです。
竹崎ポイントの夕日 子供たちとサーファーさん
他灯台下サーフポイントも近い
JPSAの開催予備地にもなる東向きの海岸、灯台下ポイントなども比較的近くに有ります。
また、ポイントのチェックが、車に乗ったまま出来ますので、なにかと便利な場所です。
種子島宇宙センター宇宙科学技術館がメッチャ近い
竹崎サーフポイントは、種子島の観光名所でもある種子島宇宙科学技術館から歩いても行けるくらい近い場所に有ります。
『カーモリの峰』という、15分くらいで登れる小高い山も近くに有ります。
名物のロケットの前も、絶好のインスタ映え写真が撮れるポイントでもあります。
ロケットの芝生の奥には別のロケーションが広がっていますから、ぜひ宇宙センター周囲にも足を延ばしてみてください。
また、種子島宇宙科学技術館の裏側の海岸では、カヤックや地元の小学生たちのサーフィンの初心者講習会が開かれたりします。
ダイビングレッスン
竹崎漁港も近い
漁港は、旅行ではあまり行かない方が多いと思いますが、漁港の防波堤は釣り人が多く居ます。
漁港の先の方を探索すてみてください。
ネットではなかなか紹介されない岩場など、ちょっとした種子島の撮影ポイントが見つかるはずです。
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像の水飲み場の裏側には、隠れた名物の竹崎の穴(?)がある
像の水飲み場の裏側の海岸には、変わった写真が撮れることで有名な、謎の穴が有ります。
この穴にむやみに入ると出ることが出来なくなりますので、脚立等が必要です。
また、崩れる恐れも有りますから、外から見るだけにしましょう。
降りるなら、脚立を用意するか、海側を泳いで戻る覚悟が必要です。
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食事はどこで?
種子島宇宙センター内の竹崎管理棟横にある食堂が利用できますが、営業時間が限られています。
茎永交差点まで戻るとお店が何件か有りますが、この近辺でサーファーさんにお勧めの店は、『おひさまコーヒー』です。
種子島で生まれたオリジナルサーフボード「WAZAI(ワザイ)も併設されています。
種子島ならではの装飾品なども置いてあります。
ちなみに”ワザイ”とは、種子島弁で「すごい」という意味ですが、このワザイファクトリーの見学もできます。
地元のサーファーさんはもとより、サーフトリップで種子島に来た方たちも来店しています。
竹崎サーフポイント(ホテル前)は種子島でも屈指の海岸 まとめ
観光案内でもなかなか紹介されていないポイントをカメラマン目線で解説してみましたが、いかがでしたか。
竹崎サーフポイントは、見える範囲ではおそらくゴミ一つない海岸です。
これは地元の方々の努力やホテルの方々の清掃によるものです。
また当ブログに登場いただいているすべてのサーファーさん達には感謝の気持ちで一杯です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。