種子島のサーフィンができないサーフィンカメラマンについて
サーフィンが出来ないサーフィンカメラマンが私です
ずばり、当サイトの管理人しげぴぃ(Shige-P)は、サーフィンが全くできないサーフィンカメラマンです。
当サイトには、これを猛烈に叩く方が居ますが、私は、強度の弱視なので、視力矯正が出来ない海に入れば、事故の元ですし、命にかかわりますから海に入ることは有りませんが、カメラのファインダーは、視度調整(ディオプター調整)により見ることが出来るのです。
これ、フィギュアスケートで例えると、「トリプルアクセルが出来ないカメラマンが、トリプルアクセスを撮影するのはけしからん!」と言われてるようなものです。
写真でサーフィンの魅力を伝えたいのです。
サーフィンは全くできませんから、当然サーフィンに関する技術的なことや感覚的なものは全く分かりませんが、とりあえずサーフィンの本や記事は読み漁りました。
しかし、本を読んでも、体感的なことや感覚的に感じることはわからないんですね。
サーフィンの技もそうですが、プロサーファーさんに、サーフィンの技について教わりましたが、理解しているかと言うとそうでもないわけですから、その点は申し訳ないと思います。
最低でも、サーファーさんの会話についていきたいなとは思って勉強はしましたが、幸い種子島のサーファーさん達には、私のように変なカメラマンについても理解していただいている様ですから感謝です。
カメラマンを惹きつけるサーフィンの魅力
サーフィンが出来ないとはいえ、さすがに超初心者用のスポンジボードくらいは乗せてもらっとことが有りますが、ひざ位の浅瀬&スポンジボードとは言え、海面に立つ不思議な感覚は忘れられません。
ファーファーさんを虜にする魅力の一つかも知れません。
私がサーフィン撮影の魅力にはまった理由や経緯について
サーフィンは、何枚撮影しても同じ写真がない
同じ波はないですし、同じサーファーさんを撮影しても同じ写真は撮れません。
ですから、サーフィンカメラマンはたくさん撮影してしまいますし、それでももっといい写真を撮りたいと感じるから不思議です。
天気や時間によって劇的に写真が変わる
私は、雨でも風でも、台風でも、大波をかぶろうともサーフィン写真を撮ってきました。
また、早朝から日没まで、1日中撮影をしました。
もちろん、雨の日は写真の出来自体はイマイチになりますし、風の日はブレが出たりします。
写真の綺麗さだけなら、天気の良い日だけ取れば良いのですが、現実には天気の悪い日の方が波が良い場合が多いのです。
天気に大きく左右されるサーフィン撮影が、カメラマン魂に火をつけるのかも知れません。
地元サァーファーさん達とのつながりが出来る
これは大きいですね。
苦労して撮った写真をサーファーさんが見て感謝してくれると、カメラマンとしてはうれしいですし、『また撮って!』と言われると、もっと頑張ろうという気になります。
最初の1年位は、種子島の海岸でサーフィンを撮影しても、知り合いのサーファーさんも居ませんでしたし、SNSへの掲載許可を撮るのも大変でしたが、土日だけとはいえ、とにかく海岸に立つことを継続しました。
さすがに1年位海岸に立っていれば、『またあのカメラおやじかぁ』くらいはサーファーさんに認識されるようになり、SNS掲載も快諾を頂けるようになってきました。
どんなことでも3年くらい継続すると、力になることを実感しています。
SNSを見て島外の方からサーフィン撮影を依頼されるようになる
SNSを見たサーフトリップの方などに、サーフィン撮影を依頼されることもしばしばありましたが、趣味で撮影している事、土日しか撮影できない事など事情を話して理解していただきました。
偶然、海でサーフトリップで来られた方と居合わせた場合は、無償で撮影させていただきましたが、1回でベストショットを撮るのは非常に難しいことを感じています。
商業カメラマンの御苦労は身に染みています。
サーファーさんは、何かと誤解されやすいけど、実際はみんな良い人
サーフイン撮影をしていましたから、実際にたくさんのサーファーさん達と会いましたが、みんな挨拶はきちんとできるし、楽しそうに笑うし、本当にいい人ばかりでした。
そして、一般人で、海岸のゴミを定期的に拾っている人はまずいないでしょう。
でも、サーファーさん達は、自分のホームの海岸のゴミは自分たちで定期的に拾っています。
ビーチクリーンて、サーファーさんたちは当たり前にやっていますが、素晴らしいことじゃないでしょうか。
私は、サーファーではないので地元のサーフコミュニティには入れないのですが(お願いすれば入れるのかも知れませんが)、ビーチクリーンには、可能な限り参加させてもらいました。
以前は私にもサーフィンに対する偏見が有ったのかもしれませんが、種子島のサーフィンに実際に触れることで完全に考えが変わりました。
サーフィンには、世界中のファーフィン愛好家を魅了する何かが有るということです。
そして、サーフィンは、カメラマンをも魅了することも確かです。
種子島のサーフィンができないサーフィンカメラマン、リハビリ中のプロサーファー
遊びで始めた感じの種子島のサーフィン撮影ですが、ガチで撮ろうと決心したのが、種子島のプロサーファーさん達との出会いがキッカケです。
大けがをしてリハビリ中の地元プロサーファーを目撃
サーフィンのメッカである種子島とはいえ、やはりどうしても波が無い日も有ります。
波立ってるポイントを探して、とりあえず島中のポイントを回ってみますが、当然地元サーファーさんは誰も海に居ません。
その日の撮影は諦めて帰ろうと思ったとき、とあるポイントで、たった一人でサーフィンしている女性を見つけました。
初めは『こんなべた凪(なぎ)の日にサーフィンしてるのはなぜ?初心者の練習?』って思ったほどです。
しかし、彼女はしっかりしたウエットスーツで、見たこともないくらい薄いショートボード、明らかに他のサーファーさんとは違っています。
7-80m先から少しだけ撮影をしましたが、『遊んでいる雰囲気ではない』ことを感じましたので、お声がけするのを躊躇してしまい、そのまま帰りました。
たいへん気になったので、後にその方が誰だか知人に確認したところ、種子島の現役プロサーファーであることを知るわけです。
何となく感じた鬼気迫る雰囲気は、復帰に向けて必死に誰も居ない海で練習していたのでしょう。
プロサーファーはプロスポーツ選手ですから、ケガをして大会に出られなければスポンサー契約も危ういことになるわけです。
ケガをした地元のプロが、復帰に向けて陰で必死に練習している様子を見たことで、何か火が点いた気がしました。
私が出来るのは、サーフィン写真を配信すること
サーフィン撮影をしていると、他にもプロサーファーを目指す若者たちにも出会うことになります。
何も応援することは何も出来ないのですが、出来る事と言えば『サーフィンの写真を配信する』くらいでした。
私がガチで、サーフィンを撮影するようになったのは、それからです。
始めは、会社や知人にいろいろ言われましたが、断固として継続しました。
リハビリしていた女性プロサーファーさんは、2年後にグランドチャンピオンに輝く
リハビリ中の種子島の女性プロサーファーさんはどうなったか気になりますよね。
なんとプロサーフィン大会に復帰して、2年後には、JPSA(プロサーファーの大会です)の年間グランドチャンピオンに輝きました。
種子島のプロサーファーがグランドチャンピオンになったことで、島中が沸いた出来事でしたが、鬼気迫る雰囲気だった当時とは違って、穏やかでうれしそうな顔をしていたのが印象的です。
プロを目指していた若いサーファーさんもプロ合格をして、時々度肝を抜く得点をたたき出すなど、成長真っ最中で今後の活躍に期待しています。
詳細な関連記事や写真は、当ブログはまだまだ弱小サイトですので控えますが、将来サイトが強く育ったら記事にしたいと考えています。
サーフィンのプロ大会が種子島で開催することが決定
サーフィン写真を始めたら、幸運なことに種子島でのプロサーフィン大会が決定しました。
種子島のプロサーフィン大会も、わけわからない状態で一般のカメラマンとして撮影に臨みましたが、おかげで普段は会えないプロサーファーさん達と会う機会も有りました。
さすがに大会中のお声がけは控えましたが、当サイト管理人が運営していたSNSサイトに掲載したサーフィン写真にお礼を言ってもらえた時は(お世辞かも知れませんが)カメラマンとしてモチベーションが上がりました。
JPSA種子島が開催される前には、エントリーしているプロサーファーさんの写真やプロフィールも何度も読んで撮影に向かいましたが、意外にも若い選手が多くて驚きました。
サーフィンしないサーフィンカメラマンの強み
サーフィンしないカメラマンの絶対的な強みは、『いい波を目の前にして、乗りたくてソワソワしない』ことです。
友人のサーフィン撮影をしていたサーファーさんが、種子島のあまりの良い波に、カメラを放り出して海に飛び込んでしまうかもしれません。
でも、カメラマンとしてはせっかくの『シャッターチャンス』を逃がしています。
サーフィンをしないカメラマンは、どんないい波でも撮り続けることができます。
ソワソワするのは、トイレに行きたい時くらいです。
サーフィン撮影は楽しい?
はっきり言って、サーフィン撮影はしんどいです。
サーフィンカメラマンのしんどい点を、他のカメラマンから聞いた話も含めて書いてみます。
- 炎天下の撮影は熱中症との闘い
- 冬はメッチャ寒い
- 雨に濡れるし、風に吹かれる
- 岸壁付近では波にさらわれそうになる(土用波が危ない)
- 高額な機材一式が水没で一瞬でパァになり泣いた
- アブや蚊や蜂に襲われる
- 機材が重くてでかい
- 海岸を歩きまわるので疲れるし、ウニを踏んでケガする
- ずっとキラキラの水面を見てますから雪目になる
- 日焼けして顔が真っ黒
- 連射するので、撮影枚数が多く、電池やSDカードが大量に必要
- 撮影後の写真整理が滅茶苦茶大変
- SNS掲載許可をとるのが大変
- 会社にSNSを監視されている
サーフィンカメラマンの困ること(ほかのカメラマン談)
- 通報される(種子島ではなかったです)
- 職質を受ける(種子島ではなかったです)
- 盗撮をしていると疑われる(種子島ではなかったです)
- 海から追い出される(種子島ではなかったです)
- 一般人に撮影した写真を見せろと言われる(種子島ではなかったです)
- 機材一式をパクられる(種子島ではなかったです)
- 写真にダメ出しされる(これは有る)
こうやって書いてみると、サーフィンカメラマンって良いことが少ないですね(笑)
シャッターチャンスに限って撮影に失敗することも多々ありますし、機材を壊すことも有りますので、滅茶苦茶凹むことも多々あります。
サーファーさんがボードを折って凹む事と同じかもしれません。
でも、海で嬉しそうなファーファーさんの笑顔を見れるのが一番ですし、苦労して撮影した写真に感謝のコメントなどを頂けると本当にうれしいですし、励みや勇気にもなります。
SNSなどで他のサーフィン写真を見ると御苦労を感じる
SNSで他のカメラマンが撮影したサーフィン写真を見ると、その苦労が判りますから、大変な思いをして撮ったのだろうな!と感じます。
どんな写真でも貴重な一瞬です。
サーフィンしないカメラマンがサーフィンを撮れるかい…など酷評を頂く場合も多々ありますが、例えば、オリンピックのフィギュアスケートを撮っているカメラマンは全員フィギュアスケートの経験者でしょうか?
スキーのジャンプ競技とかも、カメラマンはその競技の経験者なのでしょうか?
そんなことはないと思っています。
また、カメラマンの共通の悩みかも知れませんが、いかにきれいにSNS用に圧縮するなど、カメラマンは相当ご苦労をされているはずですから、他のサーフィン写真家の御苦労も良くわかります。
逆にプロカメラマンの方が、初めからJPEGで撮影して撮って出し(そのまま掲載)していますが、彼らは出来高が勝負ですし、丹念に現像するわけにはいきませんので、これは別の話で仕方ないでしょう。
サーフィンカメラマンは稼げる?
はっきり言ってお勧めしません。
小遣い程度なら稼げるかも知れませんが、食っていくのは非常に厳しいです。
理由を以下に記載します。
撮影機材について
まず撮影機材が、超望遠の明るいレンズが必要ですが、代表的な望遠レンズ400mmF2.8の場合、100万円を軽く超えます。
またカメラは、高速連射でサーフィンの一瞬の動きをとらえる必要が有りますが、カメラ本体だけで50万円を軽く超えます。
プロカメラマンとして、カメラメーカーから機材を提供してもらえなければ、非常に厳しい現実です。
サーフィン撮影は、海岸で、しかも悪天候でも撮るから機材が故障する
高価な機材ですが、防滴とはいえ、海水をかぶったらアウトです。
保険も有りますが、すぐに撮影再開は困難でしょう。
故障を想定し、サブカメラも必要
例えば大事なプロサーフィン大会(JPSA)の撮影を想定しましょう。
カメラが故障しましたごめんなさい!では済まされません。
プロならカメラは最低でも2セット必要です。
撮影する枚数が莫大で管理が困難
サーフィン写真は、動きを予想して連射を開始しますから、1日中撮影すると、莫大な撮影枚数になります。
私も、まともに撮影すると、メモリカードと電池がいくらあっても足りませんから、JPSAの大会などでは『節約撮影』になります。
高速連射は、メモリカードに書き込む時間が追いつきませんから、カメラ本体の一時メモリー頼りになりますし、一時メモリーが限界に達すると間欠撮影になってしまい、シャッターチャンスを逃がします。
したがって、JPSAなどでは、波を見て大技が出ないと判断した場合は、1枚づつシャッターを切るのですが、これがプロサーファーさんの意外な大技が繰り出されると、せっかくのシャッターチャンスを取り逃がします。
チューブは、撮影枚数が無茶苦茶増える
チューブライディング写真は、皆が見たがる写真ですが、連射するととんでもない枚数になります。
メモリーや電池に著しい負荷を掛けますし、膨大な撮影枚数になりますので、チューブ祭りの日は後が地獄です。
SNS投稿用の写真編集が滅茶苦茶大変
アマチュアほど、写真の出来にこだわります。カメラマンほど、プロとアマの境目が判らない職業も珍しいのですが、プロは確実に撮る、アマはきれいに撮る傾向が有ります。
お金を稼ぐのがプロですから、プロなら出来高重視で当然ですし(私もそうします)、私の場合は、サーフィン撮影での利益を求めていませんから、写真の質を重視になりますので、Rawで撮影します。
これが、後の現像で非常に苦労します。(時間的な問題です)
たった1枚のSNS写真をRawファイルから出力にするために、編集作業で多大な労力が必要です。
写真をくれと言われますが、莫大なデータから探すのは非常に大変
DMでこれを依頼されますがほぼ無理です。
『海岸で写真撮ってましたよね!送ってください!』など、DMを頂きますが、地元の方ならともかく、トリップの方の場合、顔もウエットもボードもわからないのに、探すのは不可能ですし、黒いウエットにし白のショートボードとか言われても、専門スタッフでも雇わない限り探すのが非常に困難です。
インスタの写真は、ほんのごく一部なのです。
女性は、サーフィンよりもその時の顔などを重視する傾向
女性の場合に多いのですが、サーフィン写真で公開したい写真があっても、顔がすごいからイヤ!などの理由で、お蔵入りとなるもったいない写真が多数あります。
肖像権が有りますから断念しますが、もったいなさすぎます。
ビキニの掲載はダメ?未だかつてご本人さまからダメって言われたことが無い不思議
女性の場合、ビキニやTバックの場合、こちらもさすがに掲載不可になるかなと思ってましたが、これらの水着が理由で掲載拒否されたことは未だかつて一度も有りませんから不思議です。
『水しぶきが何だか鼻水みたいに見えるから修正して』等はもうすっかり慣れましたので、事前に修正してしまいます。
男性の場合は、顔の修正依頼が来ることは非常に稀ですので、修正しない場合が殆どですし、修正してまで再掲載するのは非常に手間がかかりますから削除してしまいます。
サーフィンの失敗写真集のリクエスト
サーフィンずっこけ写真集のリクエスト、めっちゃ来ます。
リクエストに応えて、そのご本人のずっこけ写真を掲載すると大抵は怒られます。
他人のずっこけ写真は面白いのですが、御自分のずっこけ写真は嫌な様です。
そういう理由から、未だに『サーフィンずっこけ写真集』は実現できていません。
ネタは豊富に有るのですが、もったいない気がします。
内地のサーフィン撮影カメラマンに教わった売れる写真について
SNS関連で知り合ったカメラマンに教わったのですが、サーフィンしている子供さんを撮影して、安目の値段設定をすると、そのご両親に根こそぎ写真を購入していただけるそうです。
なぁるほどと思いましたが、確かに私も小さなお子さんのサーフィン写真を撮影して、ご両親に感謝はされることはあっても、クレームを頂いたことは未だかつて有りません。
子を想う親の気持ちでしょう。鼻水たらしていようが、砂まみれだろうが、どんな写真でもかわいい我が子ですし、写真が欲しい気持ちは理解できます。
しかし、子供のサーフィン撮影のチャンスって、滅多に有りませんから食っていけないのが現実です。
念のため記載しておきますが、私はサーフィン写真の販売はしていません。
写真と写真両方欲しい言われるますが
サーフィンカメラマンは、動画と写真を同時に撮るのはかなり困難でしょう。
機材や設定がまるで違いますし、画角も違います。
私の場合、撮影前に写真か動画で行くかを決めて設定してから撮影に臨みますが、両方を同時が、現時点では無理です。
スマホなどで動画撮影中に写真を撮ることは可能ですが、スマホで撮影している訳ではないので、写真と動画同時などは、現時点で対応出来ていません。
将来、技術革新により可能になることを期待しています。
種子島のサーフィンができないサーフィンカメラマン、カメラマンが感じること
サーフカメラマンを悩ませる『自称中級者』
JPSA大会などでお会いした他の場所で撮ってるサーフィンカメラマンさん達と盛り上がった話ですが、自称中級者でサーフィン撮影してくれという依頼に困ったことが皆さん有るようで、話によるとだいたいこんな感じです。
【撮影依頼された結果こうなる】
- 波が来ないとすぐに移動するので見失ってしまう(あれ?どこ行った?)
- カメラマンから見ても、(えっ無理じゃね?)ていう波に全力パドル
- やっとテイクオフ?と思ったら波に巻かれて消える(あれ?どこ行った?)
- どうにかテイクオフするが立たない(えっBBだったっけ?いつ立つの?)
- やっと立った瞬間にボードが横すべりして消える(どうせなら派手に飛んで欲しい)
- ボトルからかなり過ぎてはじめて立ったけど、ガニマタ・棒立ち・へっぴり腰・3秒後に落下
私も近い経験をしていますので、『プロの撮影の方が遥かに楽だよね~!』という話題に大笑いしました。
確かにサーフィンは上手い人ほど技を出すタイミングが完璧ですし撮影も楽ですし、カメラマンはサーフィンが上手な方は、頼まれなくても撮るものです。
サーフィンはスクールでレッスンを受けたほうが良い!
サーフィンは誰でも始められますし、サーフィンレベルは各自様々でそれなりに楽しめます。
独学で研究するのももちろん良いでしょう。個性は大事です。
ただ、サーフィン撮影をしていて、(特に男性に多いのですが)素人の私から見ても、前述したとおり、明らかに乗り方がおかしい方が居ます。
脳内での颯爽としたご自分の姿と、写真やビデオに写った自分の姿とのギャップにびっくりされる場合が多いのですが、写真や動画の方が現実ではないでしょうか。
体で覚えるもの、例えば楽器やスポーツですが、間違った練習を繰り返してしまうと、その修正には3倍の時間が掛かる
ですから、特にサーフィンを始める時は、友人知人から教わるよりも、きちんとしたレッスンを受けることをお勧めします。
間違った練習は、のちの修正が大変になります。
カメラマンから見て、レベルに応じてレッスンを受けた方は上達が早いですし、乗り方や波待ち、波の見極め等々、何となくきれいに感じます。
サーフィンのレッスンを勧める理由について
男性は人に教わることが嫌いな傾向が有り、自分で試行錯誤して上達していきます。
これは時間が掛かりますし、変な癖が身についてしまう場合も有ります。
これに対し、女性や子供は教わることにあまり抵抗が有りませんし、レッスンのアドバイスや知人の指摘、自分の写真や動画に対しても素直に目や耳を傾けますから、上達が早いと感じています。
また、ある程度上達してから伸び悩む時期も有ると思います。
超一流のプロ野球選手だって、コーチの指導をうけているのでは有りませんか?
伸び悩んだ時も、レッスンを受けてみるのが良いでしょう。
種子島のサーフィンレッスンは、初めての方からプロを目指す方まで、レベルに合わせてきちんと対応してくれます。
種子島では、現役のプロサーファーが教えてくれる場合も有りますし、その指導者が長年かけて苦労して得た技術やノウハウを、わずか数千円で得られるのですから、絶対的にお得だと思います。
耳や鼻の鼻腔に水が入ったらちゃんと抜けますか?レッスン受けるた方が良い事
サーフィンを独学で始めると技術的な事以外にも、マナーやルールなどわからないことが沢山有るはずです。
サーフィンの技術的な事以外では、例えばですが、(素人が考えた内容ですから、適当です)
- 今日はどのポイントでサーフィンをすればいい
- ローカルルールはあるの?その他注意点は?
- 基本的なマナーは?
- サーフボードは?選び方は、フィンは?
- ワックスはどれ?いつ塗るの?車がワックスの匂いで充満してるんだけど?
- ボードやサーフィンスーツの手入れは?
- リーシュが切れたらどうすんの?
- 耳に水が入ったけど、どうしたらいい?
- 鼻の鼻腔に水が入って鼻水が止まらないんだけど?
- 日焼け対策は?
- 肌のお手入れは?
- 髪の毛がボサボサにならないお手入れ方法は?
- 現地での着替えはどうするの?
- シャワーが無かったらどうするの
- ウエットスーツが何か臭いんだけどどうしたらいい?
初めてサーフィンをする場合は、疑問が無数に出てくるはずで、それを調べるのにば膨大な時間と労力が掛かるはずです。
一気に解決できる方法が、サーフトリップに行った先でサーフィンレッスンを受けることです。
この時に疑問点は聞いてしましましょう。初心者の疑問や質問には丁寧に答えてくれるでしょう。
種子島では、全くの初心者にもやさしいサーフィンの環境が整っていますので、手ぶらでもサーフィンが出来ます。
何といっても、種子島でサーフレッスンをしてくれる方々は、地元のレジェンド達ですから、サーフィンのレッスン中は地元サーファーさん達の全面支援を貰えますので、広い場所で誰にも邪魔されず快適にサーフィンが出来るはずです。
サーフィンでレッスンを受けて、初めてボードの上に立てた時、周りにサーファーさんが居れば拍手を貰えることがあるのも種子島です。
その時、陸の方も見てください。
カメラマンやギャラリーもにっこりしているはずです。
種子島は、サーフアイランドとかサーフィンのメッカや聖地などと言われていますから、プロ級のサーファーさん向けのゴリゴリのサーフィン島って思われてるかも知れませんが、全く違います。
逆にサーフィンがまるで未経験者でも、きちんと温かく迎えてくれる環境が種子島には有ります。
サーフィンは、人生の考え方を変えるほど魅力が有るスポーツですから、始めてみたい方や、初心者であれば、交通費を払ってでも種子島を選択する価値は十分あると思っています。
マイボードの運送について
種子島は離島ですから、マイボードを運ぶのも大変ですし、費用が掛かります。
種子島の宿泊先に、ボードの運び方を事前に確認するのが良いでしょう。
宿のオーナさんがサーファの場合、親切に教えてくれるはずです。
特にロングボードは運べるフェリーや宅配便が限られますから、事前に確認することをお勧めします。
種子島のサーフィンができないサーフィンカメラマンのまとめ
サーフィンカメラマンのしょうもないぶっちゃけ話はいかがでしたでしょうか?
自分で読み返しても、変な記事ですが、記録ですからまあよしとしています。
サーフィンカメラマンは、意外と大変で苦労していることが判っていただければ幸いです。
ざっくりまとめるとこんな感じです。
- 撮影機材が望遠レンズや高速連射機能が必要なため高価
- 高価な機材が水没や砂で壊れる
- 動画と写真両方の対応が必要
- 自然相手なのでとにかく大変
- 人が相手でもあるのでこれまた大変
- 風景画と違って、肖像権に気を使う
- 出費がかさむ割に、稼ぐのは滅茶苦茶難しい
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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