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南種子町の名所「七色観望台」になぜか観光客が来ない本当の理由

05/18/2024

種子島観光で南種子町を訪れた際、名所「七色観望台」(七色坂観望台)にはなぜか観光客が来ません。

(少なくとも私は七色観望台に観光の方と出会ったことが有りません)

何故でしょうか?実は犯人は「七色観望所」の存在です。

南種子町の名所「七色観望台」になぜか観光客が来ない本当の理由

観光客の方々は、「七色観望所」を「七色観望台」りょうほう、種子島に存在している事を知らないのです。

見落としやすいこの南種子町の南種子町の名所「七色観望台」を写真で紹介します。

※地元では、七色坂観望台と、『坂』を付けて呼ぶ場合が有ります。

「七色観望所」と「七色観望台」について

「南種子町の名所、七色観望所」と「七色観望台」は、地図上でも非常に隣接しています。

Googleの地図でも、非常に接近しているのが判ります。

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道路沿いにある七色観望所

道路沿いにある七色観望所は、ドライブしていてもすぐに気が付きます。

『ここが種子島の七色坂かぁ』という感じで、5分でその場を去ってしまうでしょう。

七色観望所全景

七色観望所全景

門倉岬からも近い七色観望所からは、南種子町の水田、海側の防風林、そして前之浜海岸を一望できます。

晴れた日には、海の美しい色のコントラストが写真映えするスポットでも有ります。

海霧が出ていなければ、大型ロケット発射台も見ることができます。

七色観望所

七色観望所

幸運のサインと言われるダブルレインボー、七色坂は二重の虹が出現するポイント!

種子島は、晴れていてもいきなりスコールが来ます。また雨かと思ったらいきなり晴れることが有ります。

こういう時の種子島は、『見ることが出来れば幸運のサイン』と言われる、ダブルレインボーが出現すします。

二重の虹(ダブルレインボー)とは虹が2本同時に出る珍しい現象です。

色が濃くはっきり見えるほうが主虹、薄いほうが副虹と呼ばれていますが、主虹は大気の水滴で1回反射(通常)により現れますが、珍しいとされる副虹は2回反射されることにより発現するそうです。

よほど条件が整わないとみることが出来ませんが、通常の主虹は上から赤・橙・黃・緑・青・藍・紫の順番に対し、副虹は色の配置が主虹と逆になるのも特徴です。

中でも南種子町の七色坂の虹は、二重どころか、三重四重の虹が出現することも有るのです。

※地元の方によると『七重の虹を見たことがある』!とか。

種子島で、雨が上がっていきなり晴れたら、このポイントにダッシュすると、ダブルレインボーを見れるかも知れません。

(私のインスタのどこかに、ダブルレインボーの写真をUPしています)

ダブルレインボーの名所、七色坂

ダブルレインボーの名所、七色坂

観光で来た方は、七色坂観光はここで終わってしまうのです。ここにはせいぜい5分間の滞在でしょう。

実は、ここは『七色観望所』であって、本当の『七色観望台』は別のところに有るのです。

せっかく種子島に来たのに、七色観望台を見ないことは、かなり勿体ないことではないでしょうか!

ダブルレインボーの名所、七色坂

ダブルレインボーの名所、七色坂 その2

七色観望所からの眺めについての詳細案内看板が有ります。

例えば、種子島宇宙センターの大型ロケット発射場も、看板を見ればその位置がすぐにわかります。

種子島七色観望所の看板

ほぼすべての観光客が見落としてしまう七色観望台を写真で紹介します

なぜ、七色観望所には気が付いて、七色観望台に気が付かないのか?

Googleの地図では、両者は非常に接近しているのに、何故気が付かないのでしょうか?

そもそも、「七色観望所」と「七色観望台」の2か所が南種子町に有ることを知らないのではないかと思います。

「七色観望台」に気が付かない原因は、「七色観望所」との高低差にあった

「七色観望所」と「七色観望台」の圧倒的な違いは、高低差、そして道路からの距離です。

七色観望所は道路のすぐ脇に有りますが、七色観望台は、見つけにくい入口から坂も上って約100m先に有るのです。

更に七色観望台入口が判りにくい事も、見落としやすい原因かと思われます。

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種子島七色観望台は、七色観望所から約20m下ったところに入口がある

七色観望所から坂道を約20m下ったところにひっそりと『七色観望台』の入り口が有ります。

看板も有るのですが、車からは見えにくい位置にあるので、まず見落としてしまいます。

しかも、七色観望台への入り口は、『なんだかヤバイ感じ』がします。

種子島七色観望台入口

種子島七色観望台入口

これが見つけにくい七色観望台の看板です。

見つけにくい七色観望台の看板

見つけにくい七色観望台の看板

七色観望台入口から登っていく道を紹介

七色観望台入口は、七色観望所より低い位置に有りますが、観望台までは登り坂で、結果として七色観望台の方が観望所より高い位置に有ります。

始めて訪れる方は、観望台までの道路を見た時、ちょっと尻込みするかも知れません。

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入口付近は、まあ普通の田舎道と言った感じです。

七色観望台入口付近の道路

七色観望台入口付近の道路

アコウの枝から垂れ下がる気根が進路を阻む感じ

登坂を進むと、目の前に編み目のように絡み合った幹など、ひと際存在感を放つアコウの木が出迎えてくれます。

アコウの枝から垂れ下がるヒゲのような気根が垂れ幕のように道路を覆っていて、車の侵入を阻むかのように見えます。

道路上は大量の落ち葉、そしてアコウの木には大量のカラスがいます。

アコウの枝から垂れ下がる気根が進路を阻む

アコウの枝から垂れ下がる気根が進路を阻む

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アコウの気根が進路を阻みますが、無視して車で登り続けます

種子島では、アコウの気根をクリスマスツリーのように電飾で飾り付けて、結婚式の記念写真を撮る方もいるのです。

アコウの木は、パワースポットでも有ると言われています。

気にせず進みましょう。

(この日は、手入れ済なのか、アコウの気根が車に当たることなく進めました)

圧倒的存在感のあるアコウの木と、垂れ下がる気根

圧倒的存在感のあるアコウの木と、垂れ下がる気根

アコウの木に囲まれた道を振り返ってみたところ

アコウの木に囲まれた道を振り返ってみたところ

アコウの枝から垂れ下がる気根のカーテンを抜けると、開けた頂上(七色観望台)が見えてきます。

アコウの枝から垂れ下がる気根のカーテンを抜けたところ

アコウの枝から垂れ下がる気根のカーテンを抜けたところ

七色観望台の頂上に着くと開けています。相変わらず誰も居ません。

七色観望台の頂上入口

七色観望台の頂上入口

七色観望台の台地

七色観望台の台地

七色観望台には、途中の道路脇を含め、たくさんの石碑があります。

七色観望台の道路脇の石碑

七色観望台の道路脇の石碑

七色観望台の道路脇の石碑2

七色観望台の道路脇の石碑2

歴史が好きな方は、読んでみるのも良いかと思います。

七色観望台の道路脇の石碑3

七色観望台の道路脇の石碑3

七色観望台の道路脇の石碑4

七色観望台の道路脇の石碑4

七色観望台先端の柵に向かいます。ここからの景色が本当の種子島(南種子町)七色観望台の眺めです。

七色観望台の柵に向かう

七色観望台の柵に向かう

七色観望台からの眺めです。七色観望所より高い位置に有りますので、晴れていればかなりの絶景です。

この日は残念ながら曇りですが、晴れていると海の青さが際立っています。

七色観望台からの眺め

七色観望台からの眺め

海と田んぼの間は防風林です。防風林を一望できる場所は種子島では限られています。

七色観望台からの眺め2

七色観望台からの眺め2

浜田藤太郎記念、七色観望台の石板

石板を読むと、南種子町で多くの業績を残した浜田藤太郎氏が晩年に土地を寄進して、その意思を受け継ぎ、七色観望台が設立されたようです。

おそらく彼もここから、種子島の素晴らしいダブルレインボーを何度も見たのではないかと想像しています。

七色観望台の設置経緯などが書かれた石板

七色観望台の設置経緯などが書かれた石板

七色観望台頂上のロータリーで、切り返しなしで車を帰路にむかわせることが出来ます。

狭いのですが、ここまでくる方はまずいません。

一応、日本の道路交通法(車は左通行)を鑑みると、時計回りがルールなのではないでしょうか。

七色観望台のロータリー

七色観望台のロータリー

ここからロケット発射場が見えるためか、空き地にはロケットの木製模型が有ります。

七色観望台の空き地とロケット模型

七色観望台の空き地とロケット模型

南種子町の名所「七色観望所」になぜか観光客が来ない本当の理由 まとめ

種子島に来たことがあるかたも、「七色観望台」は見落としていたという方も多いのではないでしょうか。

「七色観望所」と「七色観望台」では、はっきりとした違いが有るのですが、七色観望台は非常に見つけにくいのです。

是非見つけていってみてください。

皆様の種子島観光に参考になれば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。

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