旅行やサーフトリップで種子島に来る予定の方は、やはり種子島宇宙センターは是非訪れてみたい場所ではないでしょうか。
観光は時間が押している場合も有り、ざっとしか観光できない場合が多いとは思いますが、せっかくの種子島ですし、時間が有れば是非見て欲しい、ほぼ地元の人しか知らない「種子島宇宙センターの穴場」を紹介しています。
また、南種子町に来ること予定が無くても、他のサイトにはない名所を写真で紹介していますので、見るだけでも楽しめる記事にしていますので、是非最後まで読んでみてください。
種子島宇宙センターの見学場所7選を紹介します
種子島と言えば、ロケットの打ち上げ場が有ることでも有名かと思いますが、この種子島宇宙センターは、日本の宇宙開発における重要な拠点のひとつで、鹿児島県の種子島(南種子町)に位置しており、ロケットの打ち上げや人工衛星の運用など、宇宙に関する様々な活動が行われています。
種子島宇宙センターには、多くの打ち上げ施設がありますが、これらの打ち上げ施設を利用して、多くの人工衛星や宇宙探査機を打ち上げてきました。
また、現在はH3ロケットの打ち上げが進められており、将来的には、有人宇宙船の打ち上げも行われるかもしれません。
種子島宇宙センターは、世界でも有数の宇宙開発の拠点のひとつであり、日本の宇宙開発において非常に重要な役割を果たしています。
種子島宇宙センターは、とにかく綺麗な場所、是非来て欲しい!
観光の方は、このロケットの模型の前で記念撮影をすると思いますが、実は...
ロケットの裏から撮影した方が、滅茶苦茶きれいなんです。
これは、このサイトを見た方っへの限定情報です。
ロケットを裏から撮影するとこのような感じで、お花畑が広がっています。
植栽が、『JAXA』のロゴになって居ます
種子島宇宙センターには、あちこちに、お花が沢山あります!
ここは、竹崎地区から、ロケット発射場へ向かう途中に有ります。
ここは、花壇の裏の方が、ちょっとした公園風になって居ますが、宇宙科学館の無料案内バスで向かうとここには立ち寄りません。
車で来た方は、ここも探してみてください。
種子島宇宙センターは、世界一と言われる美しいロケット発射場
種子島宇宙センターが世界でも屈指のロケット発射場であると言われる理由は、主に以下の2点が挙げられます。
- 打ち上げ成功率の高さ:種子島宇宙センターでのロケットの打ち上げ成功率は非常に高く、世界でもトップクラスとされています。これは、精密な技術や厳密な品質管理、安全性の高い設備などによるものです。
- 様々な種類のロケットの打ち上げ能力:種子島宇宙センターでは、H-IIAロケット、H-IIBロケット、M-Vロケットなど、様々な種類のロケットの打ち上げが可能です。特に、H-IIAロケットは、商業用ロケットとして世界でも有数の打ち上げ実績を誇っています。またH3ロケットの打ち上げが予定されており、大きく期待されています。
これらの要因が重なり、種子島宇宙センターは、世界的に高い評価を得ています。また、種子島宇宙センターは、今後も新たな宇宙開発プロジェクトの拠点として、重要な役割を果たしていくことが期待されています。
世界一美しいロケット射場と世界一大きな大扉
観光客の方々には、「世界一美しい駐車場」と勘違いされるたりする、『世界一美しい射場』ですが、正確にはロケット発射場です。
種子島宇宙センターが世界一美しいロケット射場と言われる理由として、以下のような点が挙げられます。
- 美しい自然環境に囲まれた場所にある:種子島宇宙センターは、鹿児島県の種子島に位置しており、周囲を海や緑豊かな山々に囲まれた自然豊かな場所にあります。そのため、ロケットが打ち上げられる姿が、美しい景色と調和して映えます。
- 精密な施設が美しくデザインされている:種子島宇宙センターには、ロケットを打ち上げるための発射台やロケット組み立て施設など、様々な施設があります。これらの施設は、高度な技術を駆使して作られ、美しいデザインが施されています。
- 打ち上げ時の光景が美しい:種子島宇宙センターから打ち上げられるロケットは、夜間に打ち上げられることが多く、打ち上げ時に放たれる炎や光が、美しい光景を作り出します。
これらの要素が組み合わさり、種子島宇宙センターは世界一美しいロケット射場と言われる理由となっています。
また、この美しい光景は、多くの人々の関心を引き付け、宇宙開発に対する関心を高める役割も果たしています。
種子島宇宙センターのバスツアーはなんと無料
大崎に有る大型ロケット発射場に有るVABと呼ばれるロケット組み立て棟のロケットが出入りする大扉は、横スライド式としては世界最大としてギネスブックにも載っていますが、一般の方は入場が出来ません。
この大扉を含め大型ロケット発射場を見るためには、宇宙科学技術館で「バスツアー」に申し込む必要が有ります。
種子島宇宙センターのバスツアーでは、一般には入ることができない大崎射点も巡るコース(※)を丁寧な案内と共に見ることができますが、このツアーは何と無料なのです。
※打上げ作業の状況によっては、コースが変更になったり等、大崎射点やVABを見ることができない場合も有ります。また、大崎射点内での撮影は禁止されています。
このバスツアーは、月曜日が定休日ですが、時間が有れば是非お勧めです。
ちなみに、イプシロンロケットや小型観測ロケットを打ち上げる内之浦宇宙空間観測所は、とても地元から愛されており「世界一愛されるロケット射場」と言われています。
年に1回開催される、種子島宇宙センター特別公開はお勧め!
種子島宇宙センターでは、年に1回、特別公開が行われます。
大体5月の開催が多い様ですが、詳しくは、種子島宇宙センターのHPを確認しましょう。
ペットボトルロケットは、子供たちに大人気(特に男の子は、夢中になる!)
ペットボトルロケットを作る材料は、宇宙センターが用意していますし、職員の方々が来場した子供たちに、ペットボトルからロケット作る方法を一から丁寧に指導してくれます。
男の子たちは、夢中です。自分で作ったロケットがイマイチ飛ばないと、何度も挑戦するのも、『やっぱ男の子だな』って思います。
特別公開では、踊りが披露されることも有ります
種子島宇宙センターの特別公開は、ブラン後、宇宙科学技術館、そして大崎ロケット射点で行われますから、見て歩くだけでも大変です。
ほんのちょっとだけ紹介します。
種子島宇宙センターの見学場所素敵な場所7選を具体的に紹介
種子島宇宙センターの記事はネット上に沢山ありますが、当サイト管理人がお勧めする素敵な場所7選を紹介します。
他にもおススメは有るのですが、写真が見つかっていないので今回は写真が有る場所を紹介しますが、これらは誰でも見る事が出来ます。
1.世界一わかりにくいと言われる記念写真撮影台
種子島宇宙センターに有る、ロケットの模型で、観光客の方々には非常に人気がある撮影ポイントですが、ここに設置されている「写真撮影台」の説明書きが世界一わかりにくいと評判です。
カメラ撮影台の横の説明書きです。
操作方法として「丸い台を2センチ持ち上げてから左へ5センチ廻して15センチ上にあげるか下にさげて右に5センチ廻して2センチ下げる」との事。
書いてあることは正しいのですが、一瞬ぎょっとする表現ですね。
2.何だか笑っちゃう宇宙科学技術館入口のお願い
科学技術館のお願いの一番上に、「裸または水着のままでの入館はご遠慮ください」と有ります。
種子島ですし、科学技術館は海から近い事から十分有り得ますので、困って掲示しているのかと思います。
余談ですが、この宇宙科学技術館は、宇宙センター付近でアイスクリームを入手できる貴重な場所です。
※少し遠くに絶品ジェラートの店も有りますが、猛暑の宇宙センターで熱中症になりそうな場合、この宇宙科学技術館でゆっくり見学をすると良いでしょう。
3.竹崎観望台横の曲がりくねった階段、この先に絶景が待っている!
打ち上げ時などに、プレスなどが詰める場所が竹崎観望台で、自然の山の一部を切り出して作られた、射点を望める建物です。
この竹崎観望台の横には、階段が有り、上まで登ると観望台屋上に行けます。
竹崎観望台屋上からは竹崎漁港周辺の絶景が一望できますし、約270度の範囲で海を見渡せますから、日の出と夕日が同じ場所で楽しめる貴重な所でもあります。
この階段は、鎖で閉鎖されていなければ、誰でも登れることはあまり知られていないようです。
4.意外に気が付かない宇宙科学技術館の壁のロゴ
宇宙科学技術館の壁面には、よく見ると、「JAXAロゴ」や「宇宙飛行士」「地球」「ロケット」がデザインされていますが、気が付く旅行者は少ない様です。
この外壁は、塗装でなく、部六の凹凸で描かれており、見る角度で絵が変わるという優れものです。
宇宙科学技術館に訪れた際には、ちょっと観察してみてください。
5.滅多に人が来ない旧竹崎ロケット発射場の昔のロケット発射台
離島甲子園(中学生)にも利用されたスペースフィールドという野球場
宇宙科学技術館の駐車場から更に先に進むと、「スペースフィールド」と呼ばれる野球場が有ります。
JAXAの敷地内ですが、「利用申請」を出し、問題が無ければこの野球場を使用することが可能です。
更にその先には、旧竹崎ロケット発射場が未だに残っており、さらにすぐ近くには、古いロケット発射場特有の爆風を一方に飛ばすための穴が有り、丁寧に看板も設置されていますが、ここまでやってくる観光客の方々はあまり居ません。
Googleマップで「閉鎖」となっていますが、立ち入りは可能です。
稀に、ロケットの機体移動や、H3エンジンの燃焼試験を見に来る地元の方や、マスコミの方がチラホラいる場合も有りますが、普段はほぼ誰も居ません。
この発射台、何と普通に触ったりできます。メカ好きにはたまらない場所かも知れませんので、時間が有れば行ってみてはいかがでしょうか。
6.カーモリの峯にも登ってみよう
種子島宇宙センター内の科学技術館前が登り口となっている「カーモリの峰」と言うところが有ります。
ちょっと荒れてますが、山道を5分~10分ほどかけて山頂にたどり着くと、宇宙科学館周辺の海をを見渡せる大パノラマ風景が広がっています。
宇宙科学技術館の全景写真は大抵はここから撮影されています。
写真では宇宙科学技術館の屋根があずき色ですが、現在は青く塗り替えられています。
7.種子島宇宙センター竹崎地区の夜景
まず地元の人しか見ることが無いであろう、種子島宇宙センター竹崎地区の夜景も紹介します。
天の川を背景にロケットの写真が撮れるのは、ここだけではないでしょうか。
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シン・エヴァンゲリオン劇場版<初回限定版>[Blu-ray]
新世紀エヴァンゲリオンの劇場版が売れてます。
庵野秀明, 鶴巻和哉, 中山勝一, 前田真宏 (監督)
種子島宇宙センターの見学場所7選を紹介のまとめ
- 世界一わかりにくいと言われる記念写真撮影台
- 何だか笑っちゃう宇宙科学技術館入口の注意書き
- 竹崎観望台横の絶景が見える階段
- 意外に気が付かない宇宙科学技術館の壁のロゴ
- 滅多に人が来ない旧竹崎ロケット発射場の昔のロケット発射台
- カーモリの峯にも上ってみよう
- 種子島宇宙センター竹崎地区の夜景
種子島は観光するところが多く、時間が足りないとは思いますが、時間に余裕が有る場合は行ってみると良い思い出になることを祈っています。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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