2023年10月に九州南部の離島、種子島に24時間弾丸ツアーをやってみました!の最終編(その3)です。
昨夜は12時くらいまで飲んで、宿でしっかり寝て、朝9:00から12:10の飛行機便に乗るには、レンタカーの給油、返却を考えると11:00までに中種子町の空港近辺に居ないと間に合いません。2時間しかありません。
ドタバタの種子島段がツアー最終日の様子ですが、島への滞在24時間hが、最後の2時間も目いっぱい使って頑張りました。
その様子をオリジナル写真たっぷりで紹介します。
皆様の種子島ツアーの参考になれば幸いです。
種子島の24時間弾丸ツアーやってみた!③最終編(南種子町~種子島空港)
昨日のお昼に種子島に上陸、今日はいきなり最終日、しかも航空便は昼の12:00、20分前までにチェックインしなければ!
ルートは、南種子繁華街→種子島南端の門倉岬→中種子町の飛行場までの各所→種子島空港です。
南種子町観光物産館「トンミー市場」
市街中心部にある町の観光物産館で、お土産品も有ります。元々は、高校の敷地(南高)ですが、廃校跡地に有ります。
「トンミー」とは島の方言で「友だち」を意味し、町民や観光客がフレンドリーに買い物できる空間となっています。
商品は、生産者が判るようになっています。
種子島宇宙センターの科学技術館で販売されている「宇宙グッズ」もありますので、宇宙科学館で買いそびれた場合はココデカウと良いでしょう。
敷地の向かいの学校校舎跡には、種子島の歴史文化が判る貴重な展示品などが展示されています。
弾丸ツアーでは、「ここがお土産など打ってます」と説明するだけで終わりだったのが残念です。
24時間(うち12時間は、宿で寝てる訳で)では、ひたすら通過するだけです。
またおいしいお店がたくさんありますが、24時間でそうそう何か所も食べるのは無理です。
何回か種子島に着て、食を楽しむのも良いでしょう。
宇宙ヶ丘公園、宇宙ヶ丘通信所
宇宙ヶ丘公園は、ロケット打ち上げ時など、弾丸ツアーのキャンプ地として有名です。
敷地内にはキャンプを張る場所があり、トイレ・水道が有るため、弾丸ツアーで、テントを張っての宿泊が可能です。
打ち上げ時は、このキャンプ場はテレビ局の取材が良く来ます。
今回は、車から降りずに、キャンプ場の入り口だけ見て終わりです。
近は小野弾丸ツアーの連れ達は、おそらく記憶にすらないでしょうね。
七色坂観望所
門倉岬に行く途中の名所ですが、車で立ち寄っただけですし、ここから,急な坂を上ったもう一つの七色観望所は行きませんでした。行かなかった上の方が、私は好きなのですが。
登り道がデコボコで、アコウの枝が沢山垂れ下がっていて、狭い道、自分の車なら良いのですが、レンタカーですから、下回りを打ってはいけないと判断したからです。
南種子町の東南側海岸を一望できる場所です。
また、スコールの後は、時間によって、きれいな虹が掛かる事でも有名です。
種子島最南端の門倉岬
種子島北端の喜志鹿崎灯台(きしがさきとうだい)から、南端の門倉岬まで、これで無事に島の南北縦方は走破したことになります。
門倉岬の駐車場、トイレは中には有りませんので、ここを利用します。
門倉岬の案内看板とバス停です。
入口は、鳥居と鉄砲の銅像が有ります。
門倉岬のこの入り口付近には、ちょっとした軽食が出来る売店が有ったのですが、閉店?していました。
門倉岬の中です。船の模型が有って、登ると海が見渡せます。(写真の右の方)
時間が無いので、船のオブジェには行きませんでした。
岬の先端の方は、少し下り坂です。
門倉岬の先端です。急な崖になっていますので、絶対に柵を超えないでください。
崖から滑落したら、助かりません。
柵が老朽化したためか、改修されており、より安全になって居ました。
柵に沿って歩くと、広大な大隅海峡が見えます。
夜中の星空が綺麗ですので、良く流星撮影をした場所でもあります。
門倉岬には、御崎神社があります
門倉岬に有る、幸せの鐘です。
カップルの旅行者は必ずこの鐘を鳴らしていますが、御利益が有って幸せになるかはわかりません。本人たち次第でしょう。
3年ぶりに門倉岬に着ましたが、なんと公園内の通路が舗装されててびっくり!
昔は砂利道でした。
鐵砲傳来紀功碑(ポルトガル人上陸の地碑)
門倉岬への途中の道に、海岸まで下りることが出来る整備された階段が有ります。
結構しんどい道ですが、降りても、岩がゴロゴロとしたした海辺で、特別な絶景は有りませんし、上から見た方が遥かにき綺麗です。
階段以外の岬からは、決して海に下りないでください。滑落したら最後です。
種子島南端から中種子町(空港)へ移動
帰りの昼の飛行機まで、2時間しか有りませんから、先を急ぎます。
前之浜海浜公園は、あまり見る所がないので、素通りです。
田代集落では、近年、蛍が出るようになって5月頃の夜はお勧めなのですが、今回は素通り、宇宙ヶ丘公園も軽く車で駐車場を通っただけで、ひたすら北に向かいます。
豊満神社、豊満の池、赤米館
時間があれば、豊満神社、豊満の池、赤米館も案内したかったのですが、「この山道を上がれば豊満神社と豊満の池、昔ながらの網を使っての鴨採りが有名です!」程度の説明で、車で通過しただけです。
写真も有りませんので、連れは多分覚えていないでしょうね。
豊満神社の玉依姫伝説の物語を軽く説明しただけです。
恵美之江(えびのえ)展望公園
急ぎ、南種子町から中種子町に向かいますが、途中のいくつかある観光名所は案内します。
ロケット発射場から一番近く、射点から約3km地点にある、大変人気の高い、南種子町が整備した、射店に最も近いロケット打ち上げ見学場です。
町が整備したロケット展望所は、他にも数か所ありますが、3kmは最短距離の場所です。
長谷展望所は、時間の都合で省略しました。
打ち上げ時は、南種子町役場のHPを確認してください。おそらく駐車場の数の制限があるため「予約制」です。
恵美之江(えびのえ)展望公園の柵です。
町の打ち上げ展望所は、打ち上げカウントダウンの音声が流れますから、大変便利です。
打上げ中止の場合も、放送によってすぐに判ります。
実は、展望所の先端は3km以内なので、打ち上げ時はロープが張ってあります。
種子島のロケット打ち上げは、3kmが安全距離とされているためです。
ここから先は、滑落の危険が有りますので、柵を絶対に超えないでください。
恵美之江(えびのえ)展望公園の先端を囲むようにぐるりと柵が有ります。
恵美之江展望公園の射点に近い方から駐車場を見た写真です。駐車場は舗装されていますが、打ち上げ見学場所は芝です。
恵美之江展望公園にはトイレももちろん有ります。
が、メッチャ遠いトイレです。カメラの場所取りしていたら、結構焦りそうです。
ロケット打ち上げ場から最も近い旅館、恵美之湯
恵美之江展望公園から少し先に、恵美之湯という宿があります。
恵美之江展望公園と同様、3km地点ですので、打ち上げをガチで見たい方にはおススメの宿です。
またサーフステイにも最適でしょう。
詳しくはこちら。
種子島ジェラートHOPE南種子本店
中種子町を目指して北上しますが、種子島名物の絶品ジェラートHOPEが有ります。
弾丸ツアーのメンバーが男性だけなので今回は素通りです(写真はありません)。
もし、メンバーに女子が居た場合は、何が有ってもHOPEのジェラートは外せません。
女性に大好評ですので、女性と旅行する場合は、絶対に立ち寄るべきでしょう。
種子島マングローブパーク
ジェラートの名店HOPEのすぐ近所に、種子島の大浦川が流れており、周辺では広大なマングローブ群を形成していて、潮位によってはカヤックなどを楽しむことが出来ます。
淡水と海水が混ざる川です。
遊歩道です。
川の上流側(写真左上)が、カヤックの出発地点です。
マングローブ以外は、雑草すら生えていません。
種子島の定番の名所、千座の岩屋(ちくらのいわや)
ここは種子島の観光案内からは絶対に外せません。
干潮時には、岩屋の中に千人が座れるから「千座の岩屋」と言われています。
種子島のも有名な観光場所の一つで、干潮時の夜は、岩屋の内部でプラネタリウムが実施されることも有ります。
岩屋の中を歩きたい場合は、あらかじめ種子島の潮見表で干潮時間を狙っていくとよいでしょう。
千座に岩屋の駐車場は、昔は猫が沢山居たのですが、今回のツアーでは一匹も居ませんでした。ちょっと不思議です。
写真左側は休憩スペースになっていて、お弁当を食べるのに良いのです。
ただ、上空では「トンビ」等の猛禽類が旋回していて、隙をみて弁当のおかずを狙って急降下してきますので注意が必要です。
千座の岩屋までは、ここから砂浜を5分くらい歩きます。時間が押していますので、急ぎで岩屋に向かいます。
また、この海岸は、夏は海水浴場になって居いて、監視員がいて、海にはネットが張られます。
右に見える、小さな山の中に千座の岩屋があります。
歩いている女性たちは、きちんと「干潮時間」を見てきたようです。おめでとうございます。
キチンと狙えば、千座の岩屋の内部を堪能できるでしょう。
千座の岩屋の、陸側の入り口です。干潮時以外は、この陸側から内部に入りますが、海水により行動範囲が大幅に制限されます。
干潮時は、靴をぬらさずに海側からも出入りできます。
海側入口は、他に数か所から岩屋内部に入れます。
千座の岩屋の中です。
いくつか部屋になっておりますが、中の通路は暗くて頭上が低い場所も有りますので、注意して移動します。
千座の岩屋の中は、あまり紹介してしまうとお楽しみを減らしてしまいますので、写真は少な目にしておきます。
干潮時以外は、海水で歩けない場所が沢山あります。
ここがインスタで良く紹介されている映えスポットです。
ここに立って、友達が岩屋の中から撮影すると、きれいなシルエットになり、島の思い出に写真になるでしょう。
岩屋は、陸側から山を通して向こう側の海が見えます。
岩屋から、岩屋入口を見たところです。砂浜には浜ぜりが有るかもしれません。
(浜ぜりの天ぷらがおいしいのですが、一般の方は採取禁止です!居酒屋でメニューに有ったら是非食べてみてください)
種子島の名物、熊野漁港の埋鳥居
埋鳥居といえば、火山の噴火灰で埋まってしまった桜島の鳥居が有名ですが、種子島にも埋鳥居があります。
種子島では火山の噴火はないので、海の安全を祈願して、初めから何か意図的に作ったと思います。
種子島の中種子町、熊野漁港の埋め鳥居は、結構有名で、ネット上でも写真を見つけられます。
これが、普通に撮影される海辺の埋鳥居です。
魚釣りに来る方も多い漁港の駐車場から、車に乗ったままでも見えます。
この埋鳥居の裏に防波堤が有り、この階段を上った向こう側に、「もう一つの埋鳥居」があることは、殆どの旅行者は気が付いていないようです。
熊野漁港の埋め鳥居、実は裏側にもう一つあります
埋め鳥居の裏の階段を上がると、裏側にもう一つ、鳥居が有ります。
旅行者ではなかなか気が付かない方が多いと思います。と言うのは、ネット上でも、殆ど写真がないからです。
※私も、連れを歩いてくるように呼んだのですが、こっちまでは歩いて来ませんでした。
興味が無いなら無理強いは出来ませんので写真だけ撮ることにします。
裏側の埋鳥居はこれです。
※裏と言うより、神社的には、こっちが正面なのかも知れません。
堤防の上から見た、裏側の埋鳥居と神社入口の鳥居と社
どうでしょうか?鳥居の高さが低くて、埋まっている感じですよね。
外からは見合ないため、全く人目につかない不思議な鳥居です。
今回は、綺麗に塗装されていたようで、赤が際立っていました。
サーファーさんにおススメの中種子の宿、サーフヴィラnarai
今回の弾丸ツアーでは案内から飛ばしてしまいましたが、種子島にサーフィンに来るならお勧めの宿です。
種子島のプロサーファー、須田姉弟の実家が経営する宿で、種子島を訪れるサーファーさんなら最高の宿になるのではないでしょうか。
何といっても、2019年のJPSA女子グランドチャンピオン、須田那月プロのレッスンを受けることが出来るかも知れません。
詳しくはこちら
ようこそサーフヴィラ・ナライへ - 種子島にある星空と海の見える宿|サーフヴィラ・ナライ (surf-narai.com)
中種子町で昼食(富士食堂)
12:10発の飛行機なので、空港裏の妙な空き地なども案内したかったのですが、もう現地の観光は限界です。
中種子町でレンタカーのガソリン給油と、空港でレンタカーの返却時間を考えると、11:00には急いで昼食にします。
男だけのメンバーなので、種子島っぽい食事ということで、中種子町の富士食堂で「豚みそ焼き定食」にします。
※ご飯の量が多くて、ニンニクが使われていて、たいへんおいしいので男性にはこういう店は非常に喜ばれますが、女性が居ればおそらく行かない店かも知れません。
中種子町の名物、みそ豚定食を食べて、急いで種子島空港に向かいます。
アニメの聖地巡礼のアイショップ石堂店などは、すべて素通り
今回の弾丸ツアーの連れは、種子島関連のアニメを全く認識していなかったので、巡礼の聖地(アイショップ石堂店など)は、「ここがアニメの聖地です」という説明だけして素通りしています。
種子島のアニメや映画を全く知らない方に、種子島中央高校や種子島の旧飛行場場など、「アニメでの名所」を案内しても無反応でしょう。
でも、せっかく種子島に来るなら、事前にちょっと調べておくと、種子島観光がよりが楽しいかも知れません。
出発時間20分前ギリギリのチェックインでした。神業みたいなスケジュールでした。
種子島の滞在時間が、24時間の弾丸ツアーでしたので、各所を軽く見るだけでしたが、皆様の種子島観光の参考になれば幸いです。
JACの飛行機は、羽が窓より上の方に有るので、客席からの視界が良い飛行機です。
観光は、歩いてなんぼでは?
今回の弾丸ツアー、誘っても駐車場から眺めるだけで終わってしまう場合が多く、ちょっと残念でした。
観光は「歩いてみる」のが大事だと思います。
当サイトをご覧になった方々が、もし種子島に来た際は、是非車から降りて、沢山歩いてみてください。
車から見るだけと違う、また違う世界が有るはずです。
種子島の24時間弾丸ツアーやってみた!③最終編(南種子町~種子島空港)まとめ
種子島の24時間弾丸ツアーを、3篇に分けて紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
種子島を駆け抜けるだけのハードスケジュールでしたので、もっと案内したい名所が有りましたが、ほぼ省略して案内する他はなかったのが残念なのですが、また別の機会に紹介出来ればよいなぁと考えています。
最後まで見ていただきありがとうございました。
種子島弾丸ツアーの「その1」「その2」も是非ご覧ください!